2007年11月04日

【血統&適性】ネヴァブション

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≪ネヴァブション≫
【血統】
マーベラスサンデー
 ×ミルリーフ
  ×Vaguely Noble
   ×Gun Bow

 マーベラスサンデー産駒は父母父のヴァイスリーガルの影響が強く、闘争心とリズム継続力を伝える。好調期には安定して高いパフォーマンスを見せられるタイプが多い。リズムが悪いときには巻き返しにくく、距離延長ローテへの適応力があまりないという弱点も有る。
 母父のミルリーフはスタミナを伝える。
 
 母父ミルリーフも影響力が強いほうだが、どちらかと言えば父マーベラスサンデーの方が遺伝力が強いと考えられる。ミルリーフはスタミナを伝えるので長距離戦への適性を与えるが、ネヴァブションに関して言えばマーベラスサンデーの影響が強いので距離延長ローテがあまり得意ではない。つまり、長距離戦で結果を残すにはなるべく延長ローテを避けたいということになる。

【適性】
 ミルリーフはスタミナを与えるが血統的重さはあまりないので条件も選ばない。マーベラスサンデーの軽さもあって、京都などの軽い条件も苦にしないだろうし、坂のあるコースでも走れる。
 距離は2000~3000mぐらいが適当だと思うが、臨戦に関しては縛りもあり、延長ローテよりは短縮ローテがいい。延長ローテで好走するには、せめてバウンド式の延長ローテにするか、あるいは近走に長い距離の経験がほしい。
 
最終更新:070328

【血統&適性】ダークメッセージ

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≪ダークメッセージ≫
【血統】
ダンスインザダーク
 ×ノーザンテースト
  ×クラフティプロスペクター
   ×セクレタリアート

ダンスインザダーク×ノーザンテーストという配合らしくそれなりのレベルでまとまった印象の馬だが、一方で闘争心が欠如していて勝ちきれないタイプ。古馬になってから好調をキープしていたが、それは母母父クラフティプロスペクターの血が馬場変わりショックによって刺激を受け、闘争心が活性化されたためである。
言い換えれば、当時500万下1着→日経新春杯3着→許波多特別1着→御堂筋S1着と連続好走できたことをこの馬の本来の能力と考えてしまうと、それは過大評価ということになってしまう。

今後は非常に中途半端な成績に終始する可能性が高いと見るが、馬場変わりショックなどを上手く使えば再び闘争心を引き出せるかもしれない。そうすればもともとの肉体レベルは高い馬なので、重賞あたりでも十分勝負になるだろう。
 
【適性】
血統的字面どおり瞬発力に優れるタイプなので、単純なスローからの上がり勝負が向く。しかし、上記したように闘争心の欠如が見られるため、よほど条件が揃わないと今後は勝てないんじゃないか。
ダウン条件での東京・阪神・京都あたりの2400m戦前後がベストかな。

最終更新:071104

2007年10月20日

【血統&適性】ロックドゥカンブ 

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≪ロックドゥカンブ ≫
【血統】
レッドランサム
 ×フェアリーキング
  ×Ela-Mana-Mou
   ×サーゲイロード

レッドランサム自体は距離の融通が利くロベルト系ながら、その母系がダマスカス×ニアークティックというスピード配合。そのためか、総じてレッドランサムの産駒は1600~2000mに適性のあるタイプが多い。

またフェアリーキングもサドラーズウェルズと同配合ながら、母父としてはスズカフェニックス(高松宮記念)やヒシフェアディ、父としてもシンコウキング(高松宮記念)などのマイル前後に適性のある馬が多い。

Ela-Mana-Mouという血統に関してはよく知らなかったが、母母父としては他にボールドブライアン(東京新聞杯)やアドマイヤフジ(日経新春杯)、母父としてはアドマイヤラピス(ステイヤーズS2着)を出している。

全体的なイメージとしてはスピード能力に優れている印象。精神的にもまとまった感じがあって総合力で勝負する感じかな。
 
【適性】
距離は1600~2000mが合いそう。それなりにパワーがあるので坂も苦にしないだろう。どちらかというと瞬発力よりは持続力に優れたタイプかな。それゆえに東京や阪神などの直線勝負になりやすい競馬場よりは、中山やローカルの小回りコースなどが合いそう。

最終更新:071020

2007年10月16日

【血統&適性】カレンナサクラ

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≪カレンナサクラ≫
【血統】
メジロライアン
 ×ナリタブライアン
  ×ヴァイスリーガル
   ×テスコボーイ

メジロライアン×ナリタブライアンという配合からすると、闘争心がなくズブいスピード不足な馬をイメージしてしまうが、遺伝力があまり強くないメジロライアンが父のせいか母系の特徴がわりと強く出ている印象の馬。母母父ヴァイスリーガルからは闘争心を、母母母父のテスコボーイからはスピードを受け継いでいるようで、上記したような父と母父から受ける印象とは違ってなかなか総合力の高い馬になっている。

母母父のヴァイスリーガルが強く出ているということは、闘争心に満ちているような状態のときは安定して力を発揮できそうである。リズム継続性の高いタイプとみていいだろう。逆に言えばリズムを崩すとなかなか立ち直りにくいタイプということになる。狙いどころはわかりやすいんじゃないか。
 
【適性】
血統の項で書いたように母母父や母母母父の影響が強く出ているようなので東京や京都など、スピードや前に出る闘争心を生かしやすいコースが合いそう。さほどパワーのあるタイプではないので、急坂コースはいまいちじゃないかな。
距離は中距離が合うだろう。

【狙い目】
脚質的に直線の短いローカルコースは合わないので結果が出ていないが、直線の長いコースに戻ると能力は発揮しやすいはず。血統も地味なのでこれからもあまり人気にならないだろうし、10月に東京や京都開催へ変わってからの出走が非常に楽しみ。今の充実振りなら、自己条件の1000万下クラスだったら自信度A級かな。

最終更新:070910

【血統&適性】アルコセニョーラ

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≪アルコセニョーラ≫
【血統】
ステイゴールド
 ×モガンボ
  ×カーリアン
   ×リヴァーマン

父がステイゴールドというと高い集中力を持つタイプなのかと思ってしまうが、これまでステイゴールド産駒を何頭か見てきた印象ではややそういった感じとは違うタイプの馬を出しているような気がする。
ソリッドプラチナムやドリームジャーニーが代表産駒ということになるわけだが、共にときおり極端な内容の競馬で勝ってポテンシャルの高さを見せるものの競馬の内容は安定しないタイプと言える。極端な内容の競馬で勝てるタイプというのは、高い精神力を1点集中させて使い切るタイプと言える。その1戦だけで精神力を使い切ってしまうので、その後しばらくは精神力の充填に時間が掛かるわけだ。

アルコセニョーラも今のところはリズムが安定しているが、それ以前は惨敗を繰り返していたように肉体的ポテンシャルは決して高いほうではないだろうし、典型的なステイゴールド産駒らしく精神力寄りのタイプ。タフなレースをして肉体の限界を超えてしまうと、精神と肉体のバランスを失って惨敗してしまうタイプだろう。そんなわけでそろそろ危ない感じはする。
 
【適性】
さほどパワーがあるわけではないが、斬れる脚もないので坂のあるコースの方が成績は安定しそう。東京競馬場のような緩い坂のあるコースがいいだろう。距離は1800~2200あたりの中距離戦がいいはず。

最終更新:070910

2007年09月30日

【血統&適性】アンバージャック

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≪アンバージャック≫
【血統】
パラダイスクリーク
 ×アーミジャー
  ×トゥルーカラーズ
   ×Bold Native

 パラダイスクリーク産駒はリズム継続性が高いタイプで、好調時には安心して見ていられるタイプが多い。また、母父アーミジャーもそのような性質を持っているので、リズムのいいときにはきっちり狙い、リズムが悪いときには消すというあたりまえのことをしていれば馬券的には大丈夫じゃないか。
 ただし、注意しなくてはならないのが母母父のトゥルーカラーズがトムロルフ系だという点だろう。トムロルフの血が入っているタイプは気持ちの切り替えが上手いので、惨敗後などでも巻き返してくる可能性が高くなるからだ。
 まぁこのアンバージャックに関して言えば、惨敗後で注意すべきは馬場変わりなどの強いショックがかかったときかな。パラダイスクリークやアーミジャーは決して気持ちの切り替えがうまいタイプではないので、強いショックがかかるときだけ注意していれば大丈夫だろう。

【適性】
 基本的には短距離以外は向かないだろう。短距離に適性がある分、距離変化のオプションなどがつきにくいので狙いどころはある程度絞れる。リズムが良い時と強いショックがかかった時に注意していればまぁ大丈夫だろう。

最終更新:070303

【血統&適性】アイルラヴァゲイン

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≪アイルラヴァゲイン≫
【血統】
エルコンドルパサー
 ×メドウレイク
  ×インリアリティ
   ×Crozier

 エルコンドルパサー(キングマンボ×サドラーズウェルズ)×メドウレイク×インリアリティという配合でまとまったタイプであることは間違いない。また、母父のメドウレイクは若いときには闘争心が旺盛だが徐々にそのような気持ちが薄れていってしまう傾向にあるため、大きく負けるようなことはないものの徐々に勝ち切れないタイプになっていくだろう。

【適性】
 配合的な重さがあるのでハイペースの消耗戦になることが望ましいタイプ。急坂コースや雨降り馬場も合うだろう。平坦の良馬場などだと条件が軽くなりすぎて分が悪くなる。また、闘争心の欠如もあるし配合的な重さもあるため、距離短縮などのオプションがあったほうがいい。

最終更新:070303

【血統&適性】スズカフェニックス

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≪スズカフェニックス≫
【血統】
サンデーサイレンス
 ×フェアリーキング
  ×アレッジド
   ×ノーザンダンサー

 母父フェアリーキングということで肉体的にも精神的にも高いレベルでまとまっていると見ていいだろう。父がサンデーサイレンスなので、それに輪をかけて肉体的、精神的な補強がなされている。
 当然、集中力や闘争心は並以上なので、安定して上位着順を維持したり速い上がりを繰り出せたりすることができる。

 ただ注意しなければならないのは、母母父がトムロルフ系のアレッジドだということだろう。私の見解ではおなじみだけども、トムロルフ系というのは気持ちの切り替えが上手で条件変化や環境変化に強いタイプが多い反面、気持ちの継続性に欠けるので、強い精神的負荷がかかると不安定になってしまうことがあるからだ。
 
【適性】
 距離適性は1600m~2000mあたりかな。1400m戦なども走れるが、京都1400m戦のように軽い条件だとやや厳しくなるだろう。
 コース別では特に得意不得意はないが、ベストパフォーマンスを見せるのは東京コースの1600~2000mじゃないかな。

 阪急杯ではハナ差の3着と敗れてしまったが、前走東京新聞杯では前々走京都金杯5着から巻き返して1着となったので、そのあたりで精神力を使ってストレスを抱えてしまったことと、精神的負荷の強い急坂コースという条件が響いたはず。
 ややベスト条件からズレた条件だったので、この馬のポテンシャルを阪急杯3着程度とは考えない方がいいだろう。まだ底を見せていないはずなので安田記念などでも面白い存在となるかもしれない。

最終更新:070227

2007年09月17日

【血統&適性】フサイチパンドラ

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≪フサイチパンドラ≫
【血統】
サンデーサイレンス
 ×ヌレイエフ
  ×バックパッサー
   ×Traffic Judge

 ヌレイエフやバックパッサーの影響が強いようで持続力やスタミナに優れる一方で、サンデーサイレンス産駒らしい瞬発力に欠ける。
 それは過去の戦績を見ても明らかで、阪神JFで好走したかと思えば格下相手の500万下でも勝ちきれなかったりするあたりは、瞬発力が欠けていることを示していると考えられる。また、圧勝したきんせんか賞や逃げ粘って2着したフラワーCなどでは、Hペースを先行して雪崩れ込む競馬で結果を出しており、優れた持続力やスタミナを示したといえるだろう。
 馬体が完成されてきた3歳秋には徐々に速い上がりも出せるようになって、それまで一度も出したことのなかった上がり34秒台の脚を披露しているが、やはり本質的には切れ味勝負では分が悪いということに変わりはないだろう。
  
【適性】
 距離適性は広く、マイル戦~長距離戦までこなすだろうが、それよりもペースが速いか遅いかに結果が左右されると考えるべきかな。上がり3F35秒程度の脚でも好走できるような、Hペースや持続力が求められるレース質になることが、勝利への必要条件になると言っていいだろう。
 また、芝G1勝ち経験があるわけだが、母母父が遺伝力の強いバックパッサーなのでおそらくダートも上手いはず。いや、むしろ芝よりも成功する可能性があるかもしれないと私は考えている。
 
最終更新:070324